日本手帖の会が主催する手帳イベントシリーズ
?『手帳プラス』では
?手帳にまつわるプラスアルファをテーマに、
? 探りや学びに挑戦します。
第二回は『手帳プラス時間』です。
手帳の機能として大きな位置を占める時間に関する機能です。
未来に対応する「スケジュール」、
現在に対応する「タスク」、
過去に対応する「ログ」を
管理・記述するのに、手帳を活用されている方も多いと思います。
人間の思考や行動は時間に支配されていますが、
「時間」とは一体なんなのか、考えると不思議な存在。
今回は、そんな「時間」についていろいろな視点と、手帳との関わりを探ってみました。

 

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A00 予定説明
進行表
まず、使っている手帳や趣味などを交えた自己紹介から。
そして、「時間」をいろいろな角度から捉えてみるというお話から始まります。
大きく分けて自然科学と人文科学からみた時間の捉え方や考え方を考察しました。
*なぜ基本労働時間は8時間なのか?
*一日が24時間のワケ
*一週間が7日のワケ
*年齢と共に一年が短く感じられるのは?
*楽しいと早く、苦しいと遅く感じるのは何故?等々。
特に“ニワトリの朝鳴き”、“年一回のサンゴの産卵”、“素数ゼミ”などの不思議さも、時間が大きく関わっているという話題など、興味の尽きないおりひかさんの講義に、みなさん熱心にメモを取る姿は、“時間”が逆回りしてまるで学生時代に戻ったかのようでした。

 

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最後に、手帳使いから見た「手帳人類学的時間」
つまり、
未来に対応する「スケジュール」、
現在に対応する「タスク」、
過去に対応する「ログ」
と時間を分けて手帳を使っていると捉えることができます。
「スケジュール」や「ログ」は、それほどの苦労なく使っているようですが、
「タスク」はいろいろお悩みが多いようなので、
次に、簡単な「タスク」管理の方法を学びます。
タスク管理の手法としては
 ◎タスクリスト
 ◎アイゼンハワーの四角形
 ◎BULLET JOURNAL
 ◎GTD (Getting Things Done)
 ◎WBS (Work Breakdown Structure)
などがあります。
今回ワークとして取り上げたテーマは、
“カップラーメン”を作るために必要なタスクは? です。

 

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この課題は誰でも知っている作業なので、あえてタスクリストがなくても、問題なく完了させることができ、カップ麺を無事に食することができると思います。
でも初めての時にはどのような手順で食べられるか、タスクを洗い出す必要があります。
ここでは一人一人がそのタスクを想定して書き出すことから始めます。
結果、タスクの数は6項目?15項目までと差が出ました。
具体的に作業を想定しながら検証すると、足りなかったタスクが浮かび上がったり、湯を沸かす作業とカップ麺を準備する作業を分けて考えたりと、それぞれ想定外のタスクが見えてきます。
タスクに漏れがないように、場面を想定してあれこれと意見が出されたり、
最後には味の好みや麺の堅さ、食べ方にまで話題が拡がり
タスクリストの効用が具体的にイメージすることができました。
ポイントは
1.場所を決めてタスクを書き出すことを習慣化する。
2.完了したタスクは、チェックボックスのチェックだけではなく、
  文字を線やマーカーで見えるように消す。
の二つでした。
午前の部は、ここで終了です。お昼を挟んで午後の部が始まります。
お昼休みには、さやまゆきさんのオリジナルリフィルや著作冊子などにみなさん興味津々でした。
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午後は
「GTD」の勉強から始まります。
GTDとはGettingThingsDoneの略で直訳すると、「ことを成し遂げる」となりますが、ライフハックという知的生産の技術の工夫に関するタスク管理の代表的手法のひとつで、活用している人も多いのですが、挫折例も多いと言われています。
今度は、
“インスタントラーメン”を作るために必要なタスクは? で勉強してみます。
班の人数分のラーメンを作るという想定になり、カップ麺よりもタスクが増え複雑になるのは想像できます。
グループで相談しながら付箋に書き出して、検討した結果を説明してもらいます。

 

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身近な“インスタントラーメンを作る”という作業の中に、タスクを洗い出し整理して意見を出し合うなかで、“インスタントラーメンを食べた”今までの生活経験の差が、具体的な方法として出てくるたびに、男どもには想像もつかない目からウロコのやり方が続出しました。
そしてグループごとに、結果発表。
おりひかさんの解説が適所に入り、体験と知識に深みが加わります。
このようにして、GTDのやり方や難しさを知ることができました。
グループごとにアタマを絞り、知恵を出し合って課題を解決する作業に、聴き、語り、議論を重ねることで、知的好奇心が刺激されモリモリと膨れあがる、
ワクワクしながらこれほど夢中になったのは、いつのことだったでしょう?
そして最後は
「WBS」(Work Breakdown Structure)について学びます。
プロジェクトのスケジュール管理に使われるツールの1つで、プロジェクト全体を細かい作業に分割した構成図で、「作業分割構成」「作業分解図」などと呼ばれます。
プロジェクトを大・中・小の項目に分割してから、具体的な作業タスクをツリー構造で表現したあと、WBSを縦軸にしたガントチャートを作ります。
今回は、手帳総選挙のスケジュール管理を例に、当日の会場準備までの具体的なタスクを勉強しました。

ライトニングトークでは、
むやたんさんが、「BULLET JOURNAL」のやり方について。
私は、「リフィルは時間を切り取るツール」について。
の話をさせていただきました。

 

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最後は、グループごとに改めての自己紹介と手帳紹介です。

 

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30分ごとにシャッフルしながら思う存分語り合う楽しい時間を過ごしました。
今後の『日本手帖の会』の主な予定をお知らせしてお開きです。

 

今後の予定
参加されたみなさん、長帳場お付き合いいただきありがとうございました。
また今回は、ミニプレスさんの取材もあり、詳しいレポートをまとめていただきました。ありがとうございます。

 

MINI PRESS
詳しくはこちらで。
#手帳プラス」の皆さんのツイートはこんな感じでした。

投稿者プロフィール

レジェンド 石井
レジェンド 石井
システム手帳の自作リフィルも28年を越えました。
「No Refill, No Life」で快適リフィル生活をめざして、
Refill Maniaxサイトを運営しています。